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近未来~戦国時代以来、ようやく「誰が作ったとか誰から頂いた」の「呪い」から脱客する「物その物の価値」が見直されるムーブメントが発生

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写真は、景徳鎮、ウイッジウット、キントー、無印、ダイソー作家物、何々窯物・・・・様々な強みと弱みを持った14ポット。大人の為の焼き物教室の教材です。※もう3個増える予定。
今のところ3Dプリンターで出力した良い塩梅の「ポット」が出回ってる気配はないのですが、近い将来これらのラインナップに加わる日が来るわけですよね。アンテナ張っておかねばw今のところ0.3mmのスキャナ、粘土出力は2㎜が高性能と言う話なので、写真にある細め(ささめ)茶漉しはまだ作れないとなる。ちなみに、ささめ茶越しを当然のごとく採用してる常滑焼の「物(ぶつ)」は、すべてに置いて性能的には極まったと言える逸品。いやしかし、その逸品すらもスキャンして出力してと・・・時間の問題と考えて、こいつ(極まったと言える逸品)より更に精度の高い物を作れる技能を得なければ生き残る道はないと思わねばならないわけですよね。うーん、うーん、険しいけど面白そう、じゅるり。。。
「工芸家vs3Dプリンター」「楽器演者vsDTM使い」「会計業界vsクラウドAI会計ソフト」「パン業界vsホームベーカリー」「クレイシルバーvs鍛金技法」など、業種問わずテクノロジーとの共存と差別化に迫られてる事実を踏まえて。ワシが逃げに逃げてたどり着いた「ヤキモノ業界」から、さらに逃げる事も心の隅に置きつつ、年齢の事もあるし踏みとどまり戦うかどうかの、今後の流れを占うてみるから。
①高性能スキャン機&射出成型機の普及で高機能&レンドフォルムをスキャンして、オイシイ風合いの素材で射出成型できる時代の到来
セラミック3Dプリンター参照動画 https://www.youtube.com/results?search_query=CERAMBOT+3D+printed
高性能スキャナー参照 https://www.youtube.com/watch?v=Z1Ubxf72y5o
メタル3Dプリンター参照動画 https://www.youtube.com/watch?v=q9-BxLwZXh0&t=744s
ゴム素材3Dプリンター参照動画 https://www.youtube.com/watch?v=K6DElzgBcJo
②ユーザーをも巻き込んだ「パクリパクられ」の、仁義なき戦い幕開け。ろくろ挽けない、機械ろくろすらいじった事の無い、型物って何?な陶芸家が出てきてもおかしくない。
③製陶所も作家もユーザーも、性能でもフォルムでも風合いでも勝負できなくなり、今よりもさらに「属性」でセールスする必要に迫られる
「20代で24カ国2年間放浪した」「芸大留年7年の」「登録者数ン十万人の」「月に1回世界一周してる」「今月あと50円しかないワシが」「美しすぎる」「美魔女の」「JKの」「キャバクラで1億貢がせた」「人間国宝の娘を落として婿養子になりシメシメ出世した後は国宝死後に娘を捨て今度は富豪の娘をたらし込んだ絶倫な俺様が」などなど
④検索ネイティブが大多数を占める世の中も同時に到来する。ユーザーリテラシーの向上と、マーケティング手法やパクリ元ネタ・ストーリー仕立ての虚無が次々と暴露される。しかし情弱をターゲットにする手法は何時の時代もなくならないのもまた事実。
⑤1週回って、あまりにも誰もが簡単に作れ過ぎるから「機械と同等かそれ以上の人の手による技能」「物その物の価値」が見直され、戦国時代以来、ようやく「誰が作ったとか誰から頂いた」の「呪い」から脱客する「物その物の価値」が見直されるムーブメントが発生、誰でも気軽に作れるからこそ到達する「誰もが到達できない領域の再評価」
以上の事から、陶芸体験に「暗い」未来は訪れないだろう。
ムーブメントを先取り言うか、むしろ「ムーブメントを自ら作り出す」地均しを今から始めよう。←ワシの頭の中今ここ。
そのための具体的な方策も既に十分すぎる位にある。(・∀・)スンスンス-ン♪