2009年7月17日(金)
陶芸窯の模型作りです。今回の窯作りに当たってのポイントは
1灰被り室信楽とか伊賀などの日本伝統の良い意味で不安定な焼き物が焼ける焼成室3~4割りは再度焼くか破棄することになるが、当たり外れの大きい道楽的な陶芸が楽しめる。
2倒炎式焼成室なるべく一様に焼きあがるような、と言っても電気窯ほどではないそこそこ安定した焼成が行える部屋。
3捨て間(素焼室)窯の保温力を高める為の部屋。絵付けした物が焼け素焼も行える。
4ピザやパンが焼ける部屋かまどを兼ねお風呂が焚ける
4つの焼成室・4つの違う機能を兼ねた本来の意味とは違う意味での「登り窯」です。どうせ作るからにはやりたい事が全部やれる窯を作るのです。
その為には、通常の窯のバランス以上に焼成室以外の部分をより大きく作らねばならないし、通常の窯より保温力を高める工夫も必要でしょう。
インターネットでは、特許庁のHPも見れます。そこには伝聞では成し得ないほど多くの煌びやかな情報が眠っています。
陶芸の窯に関する情報も多種多様に閲覧でき。多くの才能が紡ぎ出した素晴らしいアイデアを手にできるのです。わたしなりにそれらの「智慧」を活用したいと思います。
しかし今回の窯作り最大のポイントは
「拡張&バージョンアップしやすい設計」
ここを最大の工夫と言える窯にしたいと思います。車でもパソコンでも「物」と言う物は次々にバージョンアップを果たしモデルチェンジして行くのです。
陶芸の窯もそう有りたい物です。